あらすじ
昭和50年代 好景気に湧いていた日本・大阪。
そんな大阪のある場所で語り継がれる都市伝説があった・・・
信じていた男にお金と人生を奪われた女・・・
「君は赤が似合うね」
ひたすら男の言葉を信じて赤い服を着て約束の噴水の前で待ち続ける女
来ない・・・帰ってこない・・・
男は女から騙し取った現金を持って逃げてしまったのだ。
来ない・・・帰ってこない・・・
二人の物語は男の謎の死で幕を閉じる。
誰もがその女が犯人だと確信したのだが
それ以来、彼女の姿を見た者はいない・・・
それから月日は流れ・・・
待ち合わせの場所に使っていた噴水の前に赤い服を着た女が現れるという噂が立ち始めた。
「信じていたのに・・・」
ある人には見えて ある人には見えない・・・
「赤い女」の怨念は増幅し、やがて通行人にまで危害を与える存在となっていった。
昭和も終わりに近づいた頃、そんな「赤い女」を封じ込めるべく一人の陰陽師が動いた。
見事、彼の活躍で大阪の街に平和が訪れた・・・が
令和5年 夏・・・陰陽師の死によって再び「赤い女」の封印が解かれようとしていた
「赤い女」を再び封印させるのはあなたです。